展示物紹介

丹波市では、平成24年度から25年度までの2ヵ年をかけ、これまでに篠山層群から発見された恐竜等脊椎動物の復元図、並びに白亜紀前期篠山層群の生態環境復元図の制作を行う篠山層群復元丹波プロジェクトに取組んでいました。

丹波竜をはじめとした大型の恐竜、哺乳類、爬虫類、両生類、植物を含めた生態環境復元などにより、1億1千万年前の丹波竜の世界がよみがえります。

丹波竜の全身骨格（レプリカ）は世界に一つしかなく、関西の博物館でも最大級の大きさをこの丹波竜化石工房ちーたんの館で見ることができます。

また、発見された丹波竜の化石の研究の成果を元に精密な骨格復元となっております。

プロバクトロサウルス（鳥脚類）の全身骨格（レプリカ）をクリーニング室の前で展示しております。

篠山層群から鳥脚類の歯の化石が発見されており、プロバクトロサウルスに近い種の鳥脚類が丹波竜と同じ環境で生息していたと考えられます。

ガストニア（鎧竜類）の全身骨格（レプリカ）は、日本国内で展示される機会も非常に少なく、関西の博物館での常設展示としては、この丹波竜化石工房ちーたんの館で見ることができます。

ほかにもファルカリウスなどの全身骨格（レプリカ）を常設展示しております。