ススキティラヌス

更新日:2020年05月01日

 

・学名 Suskityrannus hazelae
 
・分類 竜盤類 獣脚類 ティラノサウルス上科
 
・時代 後期白亜紀
 
・産地 アメリカ ニューメキシコ州

 

ニューメキシコ州のズニ盆地から発見され、2019年に命名された小型のティラノサウルス上科。「ススキ」はニューメキシコ州のネイティブアメリカン・ズニ族の言葉で「コヨーテ」を意味する。発見された化石は未成熟な個体のものであると考えられている。ススキティラヌスはティラノサウルス科の多くの特徴をもっており、ティラノサウルス上科では最初期に足部にアークトメタターサル(第3中足骨の近位端前面が第2、第4中足骨で挟まれて見えなくなった状態)を獲得した分類群である。このことから、ティラノサウルス上科では、大型化する以前から優れた走行能力を獲得していたことが考えられる。

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