デイノニクス

更新日:2019年04月12日

  • 学名 Deinonychus antirrhopus

  • 由来 恐ろしい鉤爪

  • 分類 竜盤類 獣脚類 ドロマエオサウルス科

  • 時代 前期白亜紀

  • 産地 アメリカ モンタナ州

その名の通り、デイノニクスの後肢には4本の趾があり、第2趾には大きく鋭いかぎ爪がある。大きな脳をもち、高い知能が備わっていたと考えられている。恐竜温血説を唱えるきかっけになった。アメリカの古生物学者ジョン・オストロム博士はデイノニクスの体のつくりから高度な運動能力を持っていたという考えから、デイノニクスが温血動物(恒温動物)であったという仮説を立てた。最近では羽毛をもつ恐竜化石の発見などにより、一部の恐竜が温血動物(恒温動物)であったことが通説となってきている。

2011年7月、県立丹波並木道中央公園内の前期白亜紀の地層である篠山層群大山下層(約1億1000万年前)から、デイノニコサウルス類のほぼ完全な前肢および膝関節周辺の後肢の化石が発見された。それらのうち、少なくとも後肢を伴うものはトロオドン科に属すると考えられている。

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