発電所記念館

更新日:2020年03月17日

丹波市旧上久下村営上滝発電所記念館

記念館の概要

外観の写真

恐竜化石発見の地である上久下村民の多大な苦労の末、大正11年に竣工した発電所は、地域の生活を支える重要な施設として昭和38年まで稼働していました。平成18年8月恐竜化石の発見とともに、その歴史的・文化的価値も注目され、国の登録有形文化財にも登録されたことから、保存・改修工事を行い新に記念館として竣工しました。

記念館は、当時のレンガをそのまま活かし、稼動していた頃の様子を紹介する映像やパネルの展示、農業用水を利用した小型マイクロ水力発電機の設置など当時の面影を残しつつ環境に配慮しリニューアルいたしました。 今後は「歴史」「文化」「自然」「環境」「観光」の新たな発信基地として利活用するとともに、大正時代に村民が力を合わせ作りあげた「まちづくりの原点」ともなる功績の証が、未来へと継承されることを期待しています。

展示等の内容

1階-展示概要

旧上久下村営上滝発電所ものがたり

発電所建設までの経緯や、電気の明かりが灯った頃の記憶、発電の仕組みなどを映像とともにパネルや遺構を展示解説し先人の偉業を顕彰しています。

発電所写真パネル

昭和18年に関西電力に移管され、その後稼動していた頃の発電所内外や各設備の写真です。

マイクロ水力発電所装置

農業用水等を利活用した小型マイクロ水力発電機を設置し、毎秒10リットルの水利で最大500ワットの発電を可能にし館内に供給しています。

2階-展示概要

恐竜が歩いた大地

恐竜が生きていた頃の日本列島や、市全域の地質の様子から恐竜化石が現れるまでの地形の移り変わりなど、現地周辺で見られる恐竜化石に関する資料を展示しています。

丹波市・くげだに観光マップ

丹波市全域の史跡や文化財などの観光施設や、丹波市の中でも特に、恐竜化石発見の地である「くげだに地域」にある。寺社仏閣や史跡、観光施設などを紹介しています。

恐竜化石発掘ニュース

丹波竜化石に関するニュースやトピックなどの情報を紹介しています。また、格子窓からは発掘現場を眺めることができます。

四季の映像・ギャラリー

市内の四季情景や文化財施設、まつりの様子などを映像で紹介しているほか、化石発掘情報や地域で行われる、活動やイベント情報などを紹介する広報掲示板は、地域の人との交流の輪を広めるギャラリーとなっています。

施設の概要

休館日

月曜日・火曜日(祝祭日の場合は翌平日)年末年始(12月28日~1月3日)
その他、イベント・行事等により変更の場合あり。

開館時間

午前10時00分~午後4時00分

入館料

無料

国登録有形文化財登録日平成20年4月18日
住所:兵庫県丹波市山南町上滝字八ヶ坪1312-2(恐竜化石発見地横、詳細はアクセスマップをご覧ください)

お問い合わせ先

丹波市役所 恐竜課

電話番号:0795-77-1887

竣工式の様子

2010年2月11日

この記事に関するお問い合わせ先

丹波市教育委員会 教育部恐竜課

〒669−3198

兵庫県丹波市山南町谷川1110番地

【丹波竜化石工房へのアクセス】

久下村駅から徒歩10分

谷川駅からタクシーで5分

【お問い合わせ】

電話番号:0795-77-1887
ファックス:0795-77-0891

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